大阪・関西万博を装ったとみられる「偽サイト」。「EXPO2025OSAKA」などと書かれている

 4月から始まる大阪・関西万博の公式ウェブサイトを装ったとみられる「偽サイト」の開設が相次いでいる。セキュリティー大手「トレンドマイクロ」(東京)によると、インターネット上の住所を示す文字列「ドメイン」に「2025」「osaka」「expo」などが含まれたサイトが複数見つかっているという。

 これらのサイトを公式のものだと思って訪れた人から個人情報などを抜き取ろうとしている恐れがあり、同社は注意を呼びかけている。

偽サイト フィッシング目的か

 同社によると、ドメイン名に「2025」「osaka」「expo」などを含むドメインが使われているサイトは2月以降、少なくとも新たに三つ確認された。記者がこれらのサイトを訪れると、そのうち一つは「EXPO 2025OSAKA」などと書かれ、東京の観光地や飲食店を紹介したり、グッズを販売したりしていた。

 目的は何か。同社セキュリテ…

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