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大阪北部地震で亡くなった女子児童が通っていた高槻市立寿栄小学校で、献花する浜田剛史市長(右)ら=2024年6月18日午前7時57分、大阪府高槻市、村井隼人撮影

 最大震度6弱を観測した大阪北部地震の発生から18日で6年。ブロック塀の倒壊に巻き込まれて当時小学4年の女子児童が亡くなった大阪府高槻市の寿栄小学校ではこの日、関係者が集まった。6年前に地震が発生した時刻と同じ午前7時58分ごろ、浜田剛史市長や松山健次校長らが寿栄小の正門前で献花し、1分間の黙禱(もくとう)を捧げた。

 大阪北部地震は2018年6月18日に発生し、高槻市のほか、大阪市、枚方市、箕面市、茨木市で最大震度6弱を観測した。府内では6人が死亡し、高槻市でも2人が亡くなった。その1人が寿栄小4年(当時)の三宅璃奈さんで、登校中に小学校のプール脇にある高さ3・5メートルのブロック塀の倒壊に巻き込まれた。

 浜田市長は黙禱後、「(事故は)あってはならないことだった。市民の皆様と一丸となって防災に取り組んでいく」と述べた。

 市によると、事故を受けて市…

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