10日朝、大阪市城東区東中浜5丁目の市道で、地面から水があふれ、一帯が冠水した。けが人はいないという。
- 40年超えの水道管、全体の23% 更新が進まない背景には財源不足
大阪市消防などによると、10日午前7時15分ごろ、近くにいた男性から「水があふれている」と119番通報があった。水位は高いところで大人のひざぐらいだという。市道は道幅約5メートルの一方通行の道路で、水道管が破裂したとみられるといい、詳しい原因を調べている。
市道に隣接する市立東中浜小学校は10日、全学年が避難訓練のため登校予定だったが、臨時休校とした。
午前9時半現在、城東署は現場の北側約100メートル、東側約75メートルを通行止めにしている。
近くに住む女性(39)は、「玄関前まで水が来て怖かった。トイレの水が茶色く濁るし、上水もいつまで使えるか分からず不安です」と話した。