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連絡が取れない女性を捜索する警察と消防の関係者=2025年8月8日午前11時21分、鹿児島県姶良市蒲生町白男、中島健撮影
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 鹿児島県警姶良署によると、10日午前6時50分ごろ、8日の大雨による土砂崩れで倒壊していた姶良市蒲生町白男の住宅から、1人が見つかった。成人女性とみられ、現場で消防により心肺停止が確認されたという。

 署は、この住宅で暮らす30代の女性の可能性が高いとみている。

 8日は、同県内で線状降水帯が複数回発生し、姶良市の隣の同県霧島市には大雨特別警報が出されていた。霧島市では、12時間雨量が観測史上1位となる495.0ミリを記録した。

 30代女性が見つかった住宅では、親子4人が暮らしていた。父親は無事で、家屋崩壊後に60代の母親と30代の次女が救助され、命に別条はなかったが、30代の長女と連絡が取れていなかった。

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