天理の1番冨田、フォーム修正実り先制　奈良大会では4本塁打の実力

（6日、第107回全国高校野球選手権大会1回戦　鳴門5―4天理）

　天理は1番冨田が勢いをつけた。一回、外角の変化球をたたいて右前安打とし、先制のホームを踏んだ。第2打席は2死二塁から、直球を流し打って左越え二塁打に。奈良大会で4本塁打9打点を放った実力を見せた。

　「少し不調気味で打てるか心配だった」というが、重心を低くするフォーム修正で結果を出した。もっと上のステージで野球を続けるつもりだ。