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10日、英北東部ウィットレイ・ベイでセントメアリーズ灯台の上空に見られたオーロラ=AP
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 太陽表面で大規模な爆発現象「太陽フレア」が発生したのを受け、スイスのマッターホルン上空が真っ赤に染まるなど、世界各地でオーロラが観測された。情報通信研究機構(NICT)によると、地球の磁気が乱れる「磁気嵐」が発生しており、数日続く見込み。条件が整えば、北海道など日本でもオーロラが観測できる可能性があるという。

 米航空宇宙局(NASA)などの観測では、最大規模となる「Xクラス」のフレアが8~10日に計6回発生した。これに伴って高エネルギーの粒子が放出され、地球の磁場を激しくかき乱す磁気嵐が起きた。オーロラも発達し、普段は見られない低緯度でも見られたという。

 NICTによると、短期間にこれほどのフレアが発生するのは18年以上ぶりという。

 オーロラが日本で見られたと…

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