女性の健康や性の問題について理解を深めようと、私立男子校の正則学園高校(東京都千代田区)で29日、性教育の授業があった。有志の生徒15人が参加し、月経や更年期などについて産婦人科医らの話を聞いた。
こうしたテーマをタブー視せず、女性がもっと活躍できる社会を目指そうと、宝島社が2021年に始めたプロジェクトの一環。これまでに、同校を含む3校の男子校で性教育の授業をしてきた。同校では今回が2回目で、学校からの要望で実現したという。
授業では、50代をターゲットにした女性誌「大人のおしゃれ手帖(てちょう)」の橘真子編集長が、だるさやほてりなど更年期による不調を説明。産婦人科医の吉形玲美さんは、男女の性ホルモンの違いや、初潮から閉経までに起きる体の変化やトラブルなどについて説明した。
■「気遣いできるように」…