参院選の女性当選者は42人(選挙区27人、比例区15人)で、全当選者125人に占める割合は33.6%だった。人数と割合のいずれも過去最高だった前回2022年の35人、28.0%を上回った。非改選を含めた女性の参院議員は最多の73人、定数248人の29.4%となった。
女性の当選者数の内訳は、立憲民主党が12人で最も多く、自民党と参政党が7人、国民民主党5人、日本維新の会3人、共産党とれいわ新選組が2人。公明党、社民党、日本保守党はゼロだった。
女性の当選者を増やすためには、女性の候補者を増やすことも必要。女性の候補者は、参政の24人が最多で、立憲21人、共産20人、自民17人など。全候補者522人のうち女性は29.1%で、国政選挙での女性候補者の割合を「25年までに35%」とする政府目標に届かなかった。