昨年の第105回長崎大会で優勝が決まり、マウンドに集まる創成館の選手たち

(前年優勝校 創成館 前年参加チーム数49)

 昨秋と今春の県大会で決勝を戦った長崎日大と海星が安定している。

 秋、春とも頂点に立った長崎日大はU―18日本代表候補に選出された西尾海純がエース。カットボールで打たせて取るが、球速も149キロを記録している。春の決勝で完封した三丸悠成もスライダーがさえ、安心して先発を任せられる。海星もエース加茂恵、大川逢夢、陣内優翔の3人が140キロ以上の速球を持ち、投手力が自慢だ。

 昨夏の甲子園を経験した創成館も、春の大会で長崎日大と接戦を演じるなど地力がある。九州文化学園、島原中央、瓊浦、鎮西学園、長崎総大付なども上位に進出する力がある。(天野光一)

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