プロ野球東京ヤクルトスワローズのドラフト3位ルーキー、荘司宏太の好投が続いている。5月1日現在で中継ぎとして10試合に登板し、11回を投げて無失点。24歳の左腕は自信を深めている。
荘司は東京都八王子市出身で、山梨・駿台甲府高から国士舘大を経て、セガサミーでプレー。高校時代に甲子園の出場はないが、社会人では2023、24年と都市対抗に出場。24年は東京ガスの補強選手として4強入りを果たした。大学時代にもプロ志望届を出したが、ドラフトで指名されなかった経緯があっただけに念願のプロ入りだった。
一度打者から目を切る独特のフォームから繰り出すチェンジアップを武器にしている。ここまでの投球に「ちょっと出来過ぎている部分もあるけれど、自分は任された試合でしっかりと抑えるという意識でやっている」。一般的に左腕が左打者にチェンジアップを投じる際、制球しづらい傾向があるが、それも難なくこなしている。好投が続く要因のひとつだ。
4月30日のDeNA戦（神…
