Smiley face
注射器型の器具を使って、膣内に精子を届ける「シリンジ法」のキット

 妊活と切っても切れない、セックスの悩み。「セックスを楽しめなくなるのが怖かった」という30代のライターの女性は、プレッシャーなしで妊活を乗り切るため、パートナーとアイデアを話し合ったそうです。

  • 【連載】オトナの保健室

原点はレスに苦しんだ日々

 市販の排卵日予測検査薬を使ったタイミング法で、妊活をしました。2回目で妊娠したものの、まもなく流産。落ち込んでいる中でまた妊娠し、今度は無事に出産することができました。

 結果的に短い妊活期間でしたが、排卵日を狙ったセックスが負担にならないよう、綿密に対策を立てて取り組みました。ラグジュアリーなラブホテルに行ったり、旅行を挟んだり。

 「楽しまないと」という思いが強かったのは以前、当時の交際相手とのセックスレスに悩んだ経験があるからです。同居をきっかけに、私に対して相手の性欲のスイッチが入らなくなりました。「いつするの」と聞いても「明日は」「1カ月後は」とかわされて。セックスを拒絶され続けるのがつらくて、きちんと話し合うこともできないまま、私も彼にプレッシャーを与えてしまっていました。

 今のパートナーとは、妊活前…

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