不登校児童生徒の教育機会を確保するための条例づくりを検討している和歌山県教育委員会は、条例骨子案に対するパブリックコメントを募っている。子どもたちにも「みなさんのご意見を聞かせてください」と呼びかけている。
骨子案では「全ての児童生徒が安心して教育を受けられるよう、学校での環境を確保」「不登校児童生徒の社会的自立を目指す」「一人一人の状況に応じた多様な学習活動を支援」などを盛り込んだ。
また、子どもたちにも考えてもらえるよう、漢字にルビを振ったうえで「条例骨子案ってなに?」「条例をつくってどうしたいの?」「大切にしたい考え方」を説明する文書もつくった。
意見は2025年1月17日まで。住所や氏名、電話番号を明記し、県教委への郵送のほかファクス(073・441・3697)、メール([email protected])でも受け付ける。
骨子案の詳細は県庁の情報公開コーナーやウェブ(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/501200/public-comment.html)で確認できる。