2024年度の全国学力調査の質問紙調査はCBTで行われた=24年4月18日、東京都内の小学校、代表撮影

 子どもの学力の変化を見る国の「経年変化分析調査」(2024年度)について1日、文部科学省の学力調査に関する専門家会議で議論され、委員から「学力低下が明らかになった」などの意見が相次いだ。21年度の前回から成績が大幅に下がっていた。

 経年変化分析調査は、原則3年ごとに、抽出した小学6年生と中学3年生の学力を調べ、過去の結果と比較分析する。前日に発表された24年度の結果は、国語、算数・数学、英語(中3のみ)の全ての成績が前回を下回った。

 また、結果が同時発表された今年の全国学力調査も全教科の平均正答率が前回より低かった。

 委員からは「総合的に見て相…

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