子どもの自殺対策を盛り込んだ改正自殺対策基本法が5日の衆院本会議で可決、成立した。賛成多数だった。小中高生の自殺が年々増えていることを受け、子どもの自殺対策に取り組むことは国や学校の責務とした。
議員立法の改正法の基本理念には、子どもの自殺対策は「社会全体で取り組むことを基本として行われなければならない」とした。インターネット上の自殺に関する情報がもたらす影響について、適切な配慮がされるよう「特に留意されなければならない」と盛り込んだ。
具体策として、学校は心の健康を保つための健康診断や保健指導をするほか、精神保健に関する知識を高めるよう努めることとした。
2024年の小中高生の自殺…