子ども用の自転車に尿をふりかけたとして、警視庁は、東京都新宿区大京町、会社員の男(29)を住居侵入と器物損壊の疑いで逮捕し、28日に発表した。「尿をかけられていると知らずに自転車を使っている状況を妄想すると、性的興奮を覚えた」と容疑を認めているという。
本富士署によると、逮捕容疑は昨年11月23、25日未明に3回にわたり、同区や北区内の住宅敷地内に侵入し、自転車のサドルやかご、ヘルメットなどに尿をふりかけたというもの。注射器やポンプ式の容器に尿を入れて持ち歩き、女児用とみられる自転車を狙っていたという。
男が関わった別のわいせつ事件の捜査で押収したスマートフォンから、昨年9月ごろから今年3月ごろにかけて自転車に尿をふりかける様子を映したとみられる動画が複数見つかったという。