子ども食堂を利用する児童たちにコメを食べてもらおうと、毎月240キロの白米を農家から買い、草加市内の団体に寄付する女性がいる。埼玉県松伏町の塚田裕見子さん(83)。「子供たちがおなかいっぱい食べてくれるのが一番。大きくなって、みんなで社会を支えて欲しい」と話す。
塚田さんがこの団体に寄付を始めたのは昨年6月から。4年ほど前から川口市の子ども食堂に毎月30キロのコメを寄付、フードパントリー(食料の無料配布)にも協力するなどしてきたが、地元の応援もしたいと思ったという。
松伏町のコメ農家、山崎良夫さん(72)から安い価格で仕入れている。子ども食堂の取り組みに賛同し、倉庫に保管してくれている。
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