Smiley face
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子どもの誕生日にもスマホを見続ける夫は、ギャンブル依存症になっていた

 「違和感を感じたのは子どもの誕生日の時です。ケーキにろうそくをともして電気を消し、歌を歌おうとした時、暗い部屋にろうそくと夫の携帯画面の明かりがともっていました」

 8月に千葉市で開かれた「全国ギャンブル依存症家族の会 千葉」の集まりで、夫がギャンブル依存症になった経験を語ったのは、流山市に住む会社員の女性(45)だ。オンラインカジノにはまった夫は、片時も携帯電話を手放せなくなっていた。通帳には謎のカタカナの振込先がたくさん並んでいた。

依存症の夫を支えようとした女性、たどり着いた先は

 結婚した15年ほど前から…

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