現代俳句の先駆者といわれる正岡子規(1867~1902)の生々しい推敲(すいこう)の跡が残った未発表句が見つかった。「子規庵(あん)」(東京都台東区)を運営する子規庵保存会が、20日に発表した。 原句は〈病牀(びょうしょう)をすべりおりたる御慶哉(かな)〉で、推敲後の句は〈はひおりて病牀の側(そ…