【香川】義務教育を十分に受けられなかった人のために高松市が提供する学び直しの場「夜間教室」が、今年も開講した。
2022年度から始まり、今年度で3回目。受講生らへのアンケートで満足度が高かったことから、3年連続の開催となった。隔週木曜日に16回の授業が予定されている(一部の日程を除く)。
13日にあった開室式では、小柳和代・市教育長が「皆さんの実生活に役立つような楽しい授業ができればと思っている。この教室で学んだことを生かし、皆さんの人生をより豊かなものにしていただければ」と励ました。
同日時点で外国籍を持つ人を含む、20~70代の男女9人から申し込みがあったという。
授業は国語と数学が中心だが、昨年度から始まった理科、社会、英語、美術に加え、道徳も実施する予定。
市在住や在勤の人が対象で、受講は無料。受講生は定員15人に達するまで募集する。問い合わせは、まなびCAN(087・811・6222)。(内海日和)