香川短期大学(香川県宇多津町)の学生食堂で15日、初の「100円カレーの日」があり、夏野菜の無料トッピング付きの安価なカレーを求めて多くの学生が詰めかけた。
同短大の学食は今春から直営になったことを機に、短大後援会の支援を受け、物価高騰の中、学生たちの「食」への経済的支援として企画した。
普段は400円(学外者500円)のカレーライス(サラダ付き)を学生には100円(学外者400円)で提供。トッピングはこの日限定で、ズッキーニや赤パプリカなど5種類。学生を中心に普段の2倍の約160人が利用したという。
子ども学科1年の丸茂由依さん(19)は「めっちゃうれしい。私はトウモロコシとアスパラガスをトッピングしましたが、とてもおいしかった」と喜んでいた。
加野芳正学長は「食は生活の基本。猛暑の中、しっかり食べてがんばってもらおうと企画した。来年1月22日の『カレーの日』にも実施したい」と話していた。