乳児ら2人が被災した火災現場=2024年9月10日、宇都宮市本町、津布楽洋一撮影

 10日午前3時15分ごろ、宇都宮市本町の2階建てビル付近から「火と煙が見える」という119番通報が通行人からあった。約4時間後に鎮火したが、1階から20代とみられる女性と生後4カ月の男児が見つかり、いずれも意識不明の重体という。

 栃木県警宇都宮中央署の調べでは、火災があったのはこのビルの1階にある、そばなどを提供する飲食店。女性と男児はこの店の経営者である男性の家族とみられる。出火時、飲食店は営業しておらず、2階は無人だった。同署が火が出た原因を調べている。

 現場は東武宇都宮駅から北に500メートルほどの繁華街。(重政紀元)

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