サウジアラビアの選手と競り合う小川(中央左)、遠藤(左)ら日本の選手たち=ロイター

 米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選は10日、各地で第3戦があり、C組の日本(世界ランキング16位)はサウジアラビアのジッダでサウジアラビア(同56位)と対戦し、2―0で快勝した。3連勝で首位を守った。

 8大会連続出場をめざす日本は前半14分、ゴール前で球をつなぎ、MF鎌田が押し込んで先制。その後は相手に攻め込まれながら、堅い守備でしのぎ、後半に途中出場のFW小川が追加点を挙げた。過去3戦全敗だった敵地でのサウジアラビア戦で初勝利を挙げた。

 最終予選は6チームずつ3組に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位はプレーオフに回る。日本の次戦は15日、埼玉スタジアムでオーストラリア(同25位)との第4戦に臨む。(ジッダ=岩佐友)

 5万6千人を超える大観衆の声援を受けたサウジアラビアは、立ち上がりから日本の両翼を突いてきた。

 「ウィングバック」と呼ばれ…

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