産業用ロボットなどを手がける安川電機(北九州市)は、米国のウィスコンシン州フランクリンに現地法人の本社や工場を集約した新拠点を設けると発表した。少なくとも1億8千万ドル(約260億円)の設備投資をし、新たに行うロボット本体の現地生産などで700人以上の高報酬の雇用を生むという。
同社は現在、米国内でオハイオ州にロボットシステムを組み上げる工場を持つが、ロボット本体は日本から輸出している。この投資で現地生産を可能とし、米国でのシェア拡大をめざす。
同社によると、新拠点の敷地は7万4千平方メートルを超える。8~10年かけて投資を進め、6~7棟を整備する。
現地法人の本社や研修施設を…