茨城大学の入学式が4日、水戸市泉町1丁目の市民会館で開かれた。大学・大学院などあわせて2239人が新たな一歩を踏み出した。
式では新入生を代表して地域未来共創学環の内田のぞみさん(18)が「この学舎(まなびや)で大学、地域、世界とつながり、実りの多い学生生活を送る」と宣誓。太田寛行(ひろゆき)学長が「大学生活は皆さんにとって新たな挑戦と成長の場。自分の可能性を広げることを意識し、多くのことに挑戦して欲しい」と呼びかけた。
茨城大は「地域と向き合う」ことを重点の一つに掲げており、式には初めて高橋靖・水戸市長を招いた。市役所職員の1割を茨城大の卒業生が占めると紹介したうえで、「このような素晴らしい人材の供給元があるということは、非常に心強くてありがたい」とあいさつした。