宮内庁は28日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の同庁公式チャンネルを開設し、4月1日から天皇、皇后両陛下をはじめとする皇室の方々の活動などを動画で発信すると発表した。同庁がSNSを使って情報発信をするのは昨年4月に始めたインスタグラムに続き2例目。
同庁によると、アカウント名は「宮内庁 Imperial Household Agency」。基本的にはインスタグラムと同じ動画コンテンツを投稿するが、天皇陛下の記者会見の模様を映した動画など、コンテンツが長く、インスタグラムでは共有しにくいものはユーチューブに投稿するという。
インスタグラムと同様にコメント欄は閉鎖する。同庁によると、個人的な誹謗(ひぼう)中傷が、誰もが見ることのできる場でなされないようにするための措置という。同庁の取り組みについての意見などは宮内庁ホームページから受け付けるという。