江戸幕府を開いた徳川家康が晩年を過ごした駿府城(静岡県)跡の公園に3日、段ボールの天守閣が出現した。段ボール箱1300個を使い、高さは13メートルに及ぶ。5日午後に取り壊される。
街中で芸術活動を行うストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡」の一環で、フランスのビジュアルアーティスト、オリビエ・グロステッドさんが設計した。
事前に行われた5日間のワークショップに延べ250人が参加して、約100種のパーツを段ボールを使って製作。3日朝に現地に運び込み、公園を訪れた大勢の親子連れらも加わって8時間半ほどかけて組み立てた。
年齢や能力に関係なくだれで…