28日午前11時50分ごろ、山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」で、ジェットコースター「ええじゃないか」の車両が点検作業中の男性従業員の下腹部に乗り上げる事故があったと同園から119番通報があった。消防や県警富士吉田署によると、男性は意識不明となり、ドクターヘリで甲府市内の病院に搬送されたが間もなく死亡した。署は業務上過失致死の疑いで調べている。
署によると、亡くなったのは富士急ハイランド社員の男性(29)=同県富士河口湖町。この日は数人で手分けして「ええじゃないか」の点検・整備をしていた。
事故当時、男性は「ええじゃないか」の乗り場付近で車両の点検をしていて、車両とレールの間に挟まれているのを同僚が見つけたという。事故発生時の目撃者はいないといい、署が事故の詳しい状況や死因を調べている。
同園によると、事故が起きたのは同日午前11時45分ごろ。男性は乗り場そばの点検用スペースで車両の下に潜り込んで点検をしていて、何らかの理由で車輪の一つが下腹部に乗り上げていたという。
過去にも同様の事故
この日は3編成ある車両のう…