新入生を迎えて行われた富山大学の入学式。「富山ですばらしい青春時代を」と激励された=2024年4月5日午前10時51分、富山市総合体育館、前多健吾撮影

 富山大学の入学式が5日、富山市総合体育館(湊入船町)であり、学部生、大学院生ら計2422人が新たな学生生活をスタートさせた。

 式辞で、斎藤滋学長は「アクティブラーニング(課題解決型授業)」「データサイエンス」「英語教育」の三つを重視していることを強調しつつ、「多くのことにチャレンジし、自らを大きく成長させ、社会に求められる人材となり、活躍できるように切磋琢磨(せっさたくま)してください」と激励した。入学生を代表して、理学部の上野未陽(みはる)さんが「未来への展望を広げ、一層の学識を深めるよう努力する」と宣誓した。

 新潟県出身の飯塚千晴さん(18)は薬学部に入学。「薬学、医学、看護の知識が幅広く勉強できるので、ここを選びました。授業が楽しみです。まずは一人暮らしに慣れ、高校時代にやっていたバスケットボール、軽音楽ができるか考えます」と話した。(前多健吾)

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