第47回朝日アマ将棋名人戦全国大会で優勝した古田龍生さん=2025年3月9日、東京都港区、杉村和将撮影

 第47回朝日アマチュア将棋名人戦全国大会(朝日新聞社主催、日本将棋連盟後援、日本アマチュア将棋連盟協力、将棋ウォーズ協賛)は9日、東京都港区のチサンホテル浜松町で2日目が行われ、初参加のさいたま市の将棋ユーチューバー、古田龍生選手(28)が優勝した。古田選手は、6月14、15の両日に東京で開かれる朝日アマ将棋名人戦三番勝負で、7連覇中の横山大樹・朝日アマ名人(34)に挑む。

 古田さんは「今大会では危ない将棋もありましたので、優勝できたのはラッキーでした。三番勝負では横山・朝日アマ名人の8連覇を阻止できる可能性があるので、それをモチベーションにして臨みたい」と話した。

 今年の全国大会は、全国16ブロックの代表者ら31人に加え、オンライン将棋ゲーム「将棋ウォーズ」の予選(約2千人が参加)を勝ち抜いた1人が参加できるようになり、古田さんはその代表だった。古田さんは棋士養成機関「奨励会」の元三段。今大会、首都圏ブロック予選では敗退していた。

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