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準々決勝の対局に臨む佐々木勇気八段(左)と永瀬拓矢九段=2025年1月18日午後2時、名古屋市港区のポートメッセなごや、溝脇正撮影
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 第18回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が18日、名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で開幕し、佐々木勇気八段(30)が4強入りを果たした。

 佐々木八段は、2月11日の有楽町朝日ホール(東京都千代田区)で公開で指される準決勝・決勝に臨む。佐々木八段は初の4強入り。終局後、「大盤解説会場がこれだけ盛り上がったのは棋士冥利に尽きます」と感謝。「初めての有楽町を楽しみに頑張りたい」と語った。

 この日の1回戦は前回優勝の永瀬拓矢九段(32)が高見泰地七段(31)に、A級棋士の佐々木八段が岡部怜央四段(25)に、それぞれ勝利。両者による2回戦(準々決勝)は、解説の木村一基(かずき)九段(51)が「終盤は含みの多い手が連発され、見応え十分」と評すほどの大熱戦となり、最後は、好機を逃さず、敵玉に迫った佐々木八段が勝利をつかんだ。

 朝日杯は持ち時間各40分で、使い切ると1手1分未満で指す早指し戦。対局は公開され、約300人が対局の観戦や大盤解説会に参加した。

 1月19日は午前10時から、朝日杯5度目の優勝を目指す藤井聡太名人・竜王(22)=王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ七冠=と阿久津主税(ちから)八段(42)、丸山忠久九段(54)と服部慎一郎六段(25)が対戦する。

 大盤解説会の模様や棋譜は、朝日新聞デジタル(https://digital.asahi.com/shougi/asahicup_live/別ウインドウで開きます)で見られる。

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