2030年度にも始まる次期学習指導要領について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の特別部会では、教育課程を柔軟化し、学校や教育委員会が主体的で柔軟なカリキュラム編成をし、「余白の時間」を生みだす方向で議論が進んでいる。どう受け止めるのか、教員らに聞いた。

 アンケートは、朝日新聞が5月11日に開いた「花まる先生と考える『未来の教育』プロジェクト」の無料オンラインセミナー「学校主体の新たなカリキュラムとは~次期学習指導要領の展望と先行実践」で、申込時に、小中高校の教員や教育委員会職員などを対象に実施。750人の回答があった。

 「1コマあたりの授業時間(単位授業時間)を小学校で40分、中学で45分に短くすること」については「賛成」35.3%、「どちらかというと賛成」41.6%で、あわせて8割弱を占めた。「どちらかというと反対」18.8%、「反対」4.3%。

「花まる先生と考える『未来の教育』プロジェクト」(メディア事業本部主催)の第12回教員向け無料オンラインセミナーを、7月6日午前10時から開催。テーマは「時間短縮でも学びの質を落とさない授業へ~次期学習指導要領を見据えた教え方とは」。石井英真・京都大准教授、盛山隆雄・筑波大附属小教諭ほか登壇。申し込みはこちらから。
https://t.asahi.com/wp44

 その理由などを尋ねた自由回…

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