子どもたちが考案したラーメン=2024年1月14日、横浜市緑区、井石栄司撮影

 【神奈川】横浜市立中山小学校(緑区)の3年3組の児童らが「地元の人を笑顔に」と考案したラーメンが完成し、14日に試食会が開かれた。子どもたちまで笑顔にしたラーメンは17日から、地元の「七志(ななし)らーめん中山店」で「栄養まんてんニコニコラーメン」(1080円)として提供される。

 担任の白須沙也香教諭によると、昨年5月から総合的な学習の時間に、「地元の人を笑顔にできるもの」をテーマに話し合ってきた。校内外で実施したアンケートなども参考に、豚骨ラーメンに絞って考案してきた。

 食材は、地元にある養鶏場の卵やとんこつスープに合うキクラゲなどを子どもたちが選んだ。そのうえで、地元にある七志らーめん中山店に協力をお願いして、同店のラーメンをベースに商品化してもらったという。

 試食した渡辺環さん(8)は「いつも食べている卵よりやわらかくておいしかった。とんこつもまろやかでキクラゲにあいました」と話した。

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