小学校6年間で5千冊を読破した、焼津市の松林らんさん(12)。千冊読んだ小学生を「スーパー読書マスター」として認定する焼津市教育委員会から、初めての5千冊突破者として表彰された。「最初から5千冊を目指したわけではなく、自分の興味がある本を読んでいたら5千冊になった。ほぼすべての内容は覚えている」と笑顔を見せる。
本好きになったきっかけは、母ゆかりさん(44)、父真一郎さん(44)による読み聞かせだった。1歳ごろから寝る前に絵本を読んでもらった。「飽きないよう、話しかけるように読むと興味を示した」とゆかりさん。真一郎さんが、絵本にはないオリジナルのストーリーをつくることもあった。幼稚園に入るとひらがなやカタカナは読めるように。友達から「この本を読んで」と頼まれることもあった。
小学校に入り、図書館が配る…