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 自民党の小泉進次郎農林水産相(44)が13日、神奈川県横須賀市で地元支援者の会合に出席し、党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に立候補する意向を伝えた。会合後、小泉氏の後援会の森洋会長が記者団の取材に応じた。

 森氏によると、小泉氏は会合内で「自民党をもう一度一つにして、野党のみなさんと向き合い、物価対策、治安対策、安全保障など(国民の)多くの不安に寄り添いたい。応援してくれている仲間とともに(総裁選に)挑戦する気持ちを固めた」と述べたという。小泉氏はこれまで、立候補について「地元の声を聞いて最終的に判断したい」などと述べていた。

 総裁選には、すでに高市早苗前経済安全保障相(64)、林芳正官房長官(64)、小林鷹之元経済安全保障相(50)、茂木敏充前幹事長(69)が立候補の意向を固めている。昨年の総裁選で、初回投票の国会議員票で首位だった小泉氏と、上位2人による決選投票で石破茂首相に敗れた高市氏が有力候補とみられている。

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