【香川】高松市の屋島レクザムフィールド（市屋島競技場）で10月6日午後2時に初開催されるJリーグの公式戦を盛り上げようと、ホームのカマタマーレ讃岐と高松琴平電気鉄道（ことでん）がコラボし、ユニークな車内広告の掲示を始めた。ことでんは当日、電車を増便して、観戦者の便宜をはかる。
広告は、Jリーグの公式戦を源平合戦の屋島の戦いになぞらえて「カマタマーレ讃岐合戦絵巻」と名付けた8種類。たとえば、那須与一の扇の的伝説と讃岐の江口直生選手を念頭に、「与一の矢と江口のフリーキック、どっちが正確やと思う？」という文章を添えたものなど、くすりと笑える内容に仕上がっている。屋島のたぬきやうどん、屋島山上の夜景も題材になっている。
ことでんは当日、試合の前後に志度線の瓦町駅―琴電屋島駅間で計9本を増便する。讃岐は地元の名所にも立ち寄ってもらおうと、試合チケットを見せれば、観光施設「四国村ミウゼアム」や「新屋島水族館」、うどん店「わら家」などで割引特典が受けられる期間限定のサービスにも取り組む。
一方、懸念されているのが、当日の騒音や付近の渋滞だ。讃岐は、太鼓や拡声器など鳴り物の持ち込みを禁止する。スタジアム付近の5施設を予約制の一般駐車場とし、会場から離れた駐車場には無料シャトルバスを運行する。チケット購入や駐車場予約は公式ホームページ（https://www.kamatamare.jp/
