地蔵岳山頂付近から小沼を見下ろす。小沼の向こうに見えるのが長七郎山=2024年10月14日午後0時41分、前橋市富士見町赤城山、星井麻紀撮影

 日本百名山の赤城山で今夏、日本山岳会群馬支部が初めて主催する「あかぎ林間学校」が開かれる。「山のプロ」たちが小学生を対象に、山の魅力を伝える。

 同会は外部講師として年間40~50回ほど、小学生らの学校登山を支えてきた。この経験を生かした初の主催企画だ。

 安全登山のため、体力の確認や、初対面同士の緊張をほぐす日帰りの「プレ登山」を7月に行い、1泊2日の本イベントは8月という2部構成。講師陣は同支部のほか、埼玉や東京支部のメンバーも加わった15人ほどで、教員経験者も参加するという。群馬支部の根井康雄支部長は「山を愛する私たちらしく、登山や自然の楽しさ、すばらしさを伝えられたら」と話している。

 プレ登山(長七郎山登山)は7月6日、本イベント(鍋割山登山)は8月17~18日。屋内ではチームワークを育むレクリエーションなども。宿泊は国立赤城青少年交流の家(前橋市富士見町)。参加費9千円。対象は群馬県近郊在住の小学4~6年生30人。6月15日締め切り。問い合わせは群馬支部(gnm@jac.or.jp)。

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