来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、長期療養している日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長に対し「回復を願っている」と見舞いの言葉を述べた。共同通信とのインタビューで、近年の五輪における日本選手団の活躍に触れ「友人である山下会長が大きな役割を果たした」とたたえた。 バッハ氏は、JOCの会長代行を務める三屋裕子副会長がIOC本部のあるローザンヌを「何度か訪れている」と明らかにし、山下氏が不在のJOCとも「常に対話を続けている」と連携を強調した。