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北アルプス槍穂高エリアの山小屋などが共同企画したクラフトビール

 北アルプス槍穂高連峰の山小屋にたどり着いた登山者のみが味わえる、地域限定のクラフトビール「YARIHO2024」が誕生した。山小屋の経営者らによる発案で、開発に携わったビール醸造会社・松本ブルワリー(長野県松本市)の林幸一社長は「登山で汗をかいた後、絶景を前に思い出の1杯を」と話している。

 開発されたビールは、ホップの苦みを抑えて、飲みやすくした「セッションIPA(インディア・ペールエール)」と呼ばれるタイプ。標高が高い山岳では、酔いが回りやすいことから、アルコール割合は4.5%に抑制。3種類のホップを組み合わせて、シトラス系のさわやかでフルーティーな香りを実現した。

「登山者に特別感を味わってほしくて」

 オリジナル商品の企画は、山…

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