山尾志桜里・元衆院議員が1日、東京都内で会見し、参院選(3日公示、20日投開票)の東京選挙区から無所属で立候補すると発表した。「中道政治を諦められない。左右の分断が進んでいるように見える今、日本の自律と国民の尊厳をしっかり両立させたい」と述べた。
今後、取り組みたい課題として「女性天皇の容認」を掲げた。「母方の血筋を継ぐ女系天皇も含めた検討を進める」とも述べ、国民に開かれた議論で安定的な皇位継承を考えたいと訴えた。
山尾氏をめぐっては5月14日、国民民主党が比例区での擁立を発表したが、過去の言動への批判がSNS上で相次ぎ、6月11日に公認見送りを決定。その後、山尾氏は同党を離党した。