長野県警は7日、2024年中に県内で発生した山岳遭難は321件で、前年より19件多く、2年連続で過去最多を更新したと発表した。遭難者数350人も過去最多。登山ブームを背景に増えている「ビギナー高齢者」の遭難が目立つという。
県警山岳安全対策課によると、登山中の遭難が270件(前年比3件増)で全体の8割超をしめた。キノコ狩り中の遭難が26件(同17件増)、冬季のバックカントリースキー中の遭難が24件(同8件増)と、増加が目立った。
「60、70代で3、4年の経験者」目立つ
山域別では北アルプスが約5…