第97回選抜高校野球大会の出場校が24日発表された。昨秋の東北地区大会4強の山形中央は選ばれず、12年ぶりの春の切符はつかめなかった。
山形中央はエースの小坂楓投手(2年)が東北地区大会で好投し、2回戦では岩手県大会を制した一関学院に1失点完投勝利。準々決勝も秋の県大会準決勝で敗れた日大山形を1失点完投で破り、雪辱を果たした。
東北地区は出場3枠。東北地区大会優勝の聖光学院(福島)、準優勝の青森山田、4強の花巻東(岩手)が選ばれ、山形中央は補欠校となった。花巻東と山形中央の比較で、選考委は「総合力を考慮」と説明した。