30日午後0時10分ごろ、長崎県新上五島町友住郷の山林で「民間航空機が墜落した」と新上五島署に連絡が入った。県警や消防によると、乗っていた50~70代の男性4人に目立ったけがはなく、歩いて近くの上五島空港に避難し、救助されたという。
上五島空港の管理事務所などによると、事故を起こしたのは小型機のパイパーPA28。上五島空港から50メートルほど南の山肌に墜落した。飛行計画によると、午前11時ごろに佐賀空港を出発し、休憩のため正午ごろに上五島空港に到着する予定だった。
事務所には、正午ごろに搭乗員から墜落の情報が入った。消防がかけつけたが、4人とも無事だったため、病院には運ばなかったという。