安達学園、JA岐阜厚生連の関係者が参加した基本合意書締結式=岐阜県瑞浪市

 私立中京高校(岐阜県瑞浪市)などを運営する学校法人「安達学園」は16日、市内の病院跡地に同校を移転し、中学校新設の認可を県に申請すると発表した。中学校は高校に併設し、2027年4月の開校を目指すという。

 中京高校は1963年開校で、生徒数は全日制、通信制合わせて約1900人。軟式野球部、ボクシング部など全国トップレベルの部活動もあり、アスリート選抜コースも設置している。

 新たな移転先は、来年1月末で統合移転のため閉院となる東濃厚生病院の跡地で、現校舎から約800メートル離れた場所にある。敷地面積は約1万4200平方メートル、6階建ての病院の本館は改修して校舎として活用する。

病院を学校に「意外と活用できる」

 安達学園の安達弘城理事長は取材に「校舎の老朽化の問題にすごく悩まされていた。この話が来た時は、ご縁を感じた」と話す。

 同病院を運営するJA岐阜厚…

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