島根県邑南町議選(定数13)が15日、告示された。立候補を届け出たのは現職11人、元職1人の計12人にとどまり、定数割れで無投票当選が決まった。県選挙管理委員会によると、県内の市町村議選で候補者数が定数に満たずに無投票となるのは、記録が残る1965年以降では初めてという。
町選管によると、公職選挙法の規定で、欠員が定数の6分の1を超えなかったため、ただちには再選挙は実施しない。2028年に任期満了を迎える町長選に合わせて再選挙を行うという。
邑南町議選が無投票になったのは04年の合併以降では09年以来となった。