埼玉県の川口市長選(来年2月1日投開票)に、看護師で新顔の片桐ゆきこ氏(62)が12日、諸派での立候補を表明した。市長選への立候補表明は片桐氏が初めて。
片桐氏は「外国人が増え、この10年で治安は悪くなる一方」などと主張した。外国人への生活保護廃止などを訴えるという。
会見に同席した戸田市議の河合悠祐氏が新たに設立した政治団体「日本大和(にほんやまと)党」から立候補する。河合氏はこれまで、「県南部の外国人問題の解決」などとして、川口市内に住む中国人やクルド人などの迷惑行為を批判している。市長選と同じ日に投開票の市議補選にも候補を擁立するという。
市長選では、現職の奥ノ木信夫市長が引退を表明。自民党県連川口支部は、県議の立石泰広氏の擁立を内定している。