高井幸大

 サッカーJ1川崎フロンターレのDF高井幸大(20)が、イングランド・プレミアリーグのトットナムに移籍することが決まった。8日に両クラブが発表した。契約は2030年までの5年間。英BBC放送(電子版)によると、移籍金は500万ポンド(約10億円)。

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 高井は川崎を通じ、「アジア・チャンピオンズリーグ・エリート決勝でのあの景色は忘れることはないですが、サウジアラビアで経験した以上のものを見るために今回決断しました」などとコメントした。

 高井は横浜市出身。小学生の頃から川崎の育成組織に所属し、2022年にクラブ史上最年少の17歳でプロ契約を結んだ。

 192センチの長身DFで、原則23歳以下の選手の臨む昨夏のパリ・オリンピック(五輪)には、チーム最年少の19歳で日本代表に選出。年齢制限のないA代表には、昨年9月にデビューを果たした。今年3月のワールドカップ・アジア最終予選サウジアラビア戦では先発メンバーに名を連ね、ここまで4試合に出場。将来の主力候補として期待されている。

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