JAいちかわからカーネーションの鉢植えが贈られた。(左から)JAいちかわの伊藤研吾常務、JAいちかわ花き部会の河之邉宇平部会長、市川真間駅の永井良典駅長=2025年5月2日、千葉県市川市、鈴木逸弘撮影

 母の日に向けてカーネーションで駅を彩ってもらおうと、JAいちかわ(本店・千葉県市川市)と同花き部会は京成電鉄・市川真間駅(同市真間1丁目)にカーネーションの鉢植え100鉢を贈った。寄贈式が2日、同駅であった。母の日の11日まで駅構内の至る所で赤やピンク、オレンジ色などのカーネーションが利用者を楽しませている。

 同駅では2019年以降(20年はコロナ禍で中止)、母の日までの約2週間は駅名の看板とバス停の表記を「市川ママ」に変更し、「お母さんへの感謝」を表すイベントを続けている。

 駅名の看板は付け替えられ、ピンク色を主体に花のイラストなどが描かれ、優しい雰囲気のものになっている。

 JAいちかわの伊藤研吾常務と河之邉宇平部会長から、市内の花き農家3軒が栽培したカーネーションが永井良典駅長に贈られた。駅長からは「イベントにふさわしい花を添えていただいた」と謝意が伝えられた。

 期間中は記念乗車券(税込み390円)の販売のほか、近隣の商店街と協力したスタンプラリーなどを実施する。11日午前10時からは、同駅限定で「市川ママ駅」のキーホルダー(同1千円)を300個限定で販売する。

共有
Exit mobile version