神奈川県平塚市は6日、市庁舎周辺の市道に複数回にわたって、長さ約2センチのクギが大量に散乱していたと発表した。市は平塚署に相談するとともにパトロールを強化し、来庁者に注意を呼びかけている。
市によると、5日朝、バイクで通勤してきた職員が後輪にクギが刺さっているのに気づき、道路管理課で確認したところ、市役所を取り巻くように走る北側や西側などの市道に約600本のクギが落ちていた。
すべてを回収したが、午後9時ごろにも通行人が大量のクギに気がつき、平塚署に届けた。
8月12、13日にも来庁者が見つけ、警察や守衛室に届けていた。バイクで通勤している職員の車両10台以上にクギが刺さっているのが確認されたという。