5月に札幌市中央区の市立中学校で個人情報を含んだ資料が流出した問題で、学校が19日、記者会見を開き、資料が職員室外にあった原因は「不明」とし、調査を終了する意向を示した。
学校によると、2年生の担当教員が協議した上で、生徒12人の学習面への配慮などを記載した書類を4月12日に作成。指導に関わる5人の教員に1枚ずつ渡された。
5月16日に2年生の教室の教卓上に放置されていた資料を「数分間で13人の生徒が閲覧し、うち3人が自身の記述を確認した」と学校は説明したが、資料が16日以前も含め、いつ置かれたのかは把握できていないという。
学校は教員5人への聞き取り…