優勝を決めて喜ぶ市船橋の選手たち=2025年7月27日午後2時14分、ZOZO、芹沢みなほ撮影

(27日、第107回全国高校野球選手権千葉大会決勝 市船橋8―7八千代松陰=延長十回タイブレーク)

 第107回全国高校野球選手権千葉大会の決勝が27日、ZOZOマリンスタジアム(千葉市)であり、市船橋が八千代松陰を延長十回タイブレークで8―7とサヨナラ勝ちし、3年ぶり7回目の優勝を決めた。8月5日に阪神甲子園球場で開幕する全国選手権大会に出場する。

 市船橋は序盤に2点をリードされたが、五回に2点を奪って追いついた。六回に1点を勝ち越されたが七回に再び同点とした。以後は両者譲らず、延長戦に突入した。

 無死一、二塁から始まるタイブレークとなった十回表に4点を奪われた。だが、市船橋は諦めずに5点を奪ってサヨナラ勝ちした。

 市船橋は毎試合5点差以上、4回戦から準決勝までの4試合はコールド勝ちという圧倒的な攻撃力を武器に勝ち上がってきた。

 八千代松陰は27年ぶり2回目の夏の甲子園をめざしたが、あと一歩届かなかった。

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